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Interview 02

まるで“家族”のように、
 音がつなぐ、 あたたかな毎日。

まるで“家族”のように、
 音がつなぐ、
 あたたかな毎日。

音楽専科

Profile

シンガポールの日本人学校で4年、上海の日本人学校で5年勤務。帰国後、オーケストラの事務局で外国人アーティストの招聘などの業務を経験。2023年からはJINIS初の音楽専科として活躍。

日々のこと・働く中でのやりがい

Daily Life at JINIS

私は、JINISの「より良い世界の実現のために、積極的に貢献することができる情熱とスキルと人間力をもった人材を育む」というビジョンにとても共感しています。というのも、私は以前からより良い世界を実現するために必要なものは教育だと考えており、少しでも子どもたちの人格形成に携わりたいと小学校の教諭を目指した経緯があります。そのため、同じビジョンを持つJINISの学校づくりに携われることに喜びとやりがいを感じています。

現在は、1年生から6年生全員の音楽の授業のほか、生徒たちが放課後に行うプライベートレッスンのスケジュール調整なども担当しています。1年間の業務の集大成は、毎年12月に行う『JINISコンサート』。全学年で合唱や合奏、創作ダンスなどを発表します。音響や照明、撮影はプロに依頼するため、その調整も行っています。大変ではありますが、成長した子どもたちが笑ったり、感激したりする姿を見ると、毎回「やってきて良かった」と感じます。

自身の成長

Professional Growth

JINISは、積極的に提案をしやすい学校です。もちろん全てが叶うわけではありませんが、「GO」と決まればとことんバックアップしてくれます。実際、現在の『JINISコンサート』の形式も、私が入職して1年目に提案を行い、実現したものです。それまで校内で行っていた発表会から文化ホールでのコンサートへ前向きに変更してもらえました。まだ設立間もない学校なので歴史や伝統のようなプレッシャーは少なく、新しいことにチャレンジできる楽しさの方が大きいです。ただ、自分の裁量が増えた分、これまで以上に仕事に責任感を持つようになりました。

また、自己研鑽を積む意識もより強くなったと思います。JINISでは、学年ごとに毎学期1つ国を選んで研究を行うカリキュラムがあり、音楽の授業でもその国の音楽文化を教えます。例えば、1年生の一学期はケニア、6年生はアメリカという風に、時には全く馴染みがない言葉や音楽の場合もあるので、私自身も新しく学ばなくてはいけません。常に学び続ける意識が芽生えたことは、自身の成長だと感じています。

ボーディングスクールで暮らす・働くこと

Living and Working at a Boarding School

JINISでは大人が24時間体制で子どもたちのことを見守っていますが、勤務時間はしっかり線引きされています。子どもたちはそんな大人の勤務時間を自然と理解し、その時間を過ぎると別の先生やハウスペアレント(寮母)に話しかけてくれます。そのおかげもあって、私も定時を境にオンオフを分けた生活が送れています。

また、インターナショナルな先生たちの影響も強く感じています。働く権利をすごく大切にされている方が多いので、休憩時間や休日はしっかり休む風土があります。私は、休憩時間に一度自宅に帰ることが多いですが、そういう過ごし方ができるのも魅力ですね。

オフタイムの過ごし方、大切にしていること

Life Outside the Classroom

私は学校の敷地内にある一戸建てのログコテージで暮らしています。そこでピアノを弾いたり、同僚と一緒に歌ったり、パーティをしたりすることも。朝は目覚まし代わりに鳥の鳴き声で目覚め、夜には家から一歩出ると驚くような満天の星空が見られるので、自宅がとても気に入っています。

とはいえ、学内にいるとどうしても「学校にいる」という潜在意識でストレスが溜まってしまいそうなので、隙あらば出かけるようにもしています。最近は、岡山や姫路、大阪などに1泊してきました。敷地を一歩でれば、完全なオフモードに気持ちを切り替えられるので、JINISで働き始めてからの方がプライベートの時間も充実した気がします。

Message to
Future JINIS Members

私はJINISに来てから「明日から仕事だ…」と、憂鬱に思ったことが一度もありません。これは初めての経験です。JINISは、なんだか帰りたくなるような、あたたかい学校だと思います。

Sharing the
Spirit of JINIS

JINISの魅力・好きなところ

JINISは子どもも大人もみんなが家族のような雰囲気です。週に一度行う職員会議では、最初に『最近の子どもの近況報告』というセクションがあり、全学年の情報を共有し合います。例えば、「この子にこういう良いことがあったのでみんな褒めてあげてね」なんて意見が出ることも。そんな風に、クラスに関係なく“全員がJINISの子”という認識で子どもを見守る姿勢が、JINISの好きなところです。

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